シリーズ投稿『集客力の技と極意』第0回(予告編)

平成28年度(株)まちづくり熊谷:情報発信事業

”したたかで”かつ”しなやかな”思考を求めて・・・

帝京大学 経済学部観光経営学科長 教授 大下 茂
(地域活性化伝道師(内閣府)/地域経営の達人(総務省))

  これまで増加し続けてきた我が国の人口は、停滞期を経て減少に向かうと予想されています。このような時代においても、活力のある地域を維持し続けることを目指した取組みとして『地方創生』が掲げられ、減少する人口に相当する地域活力を生み出す対象・分野として「観光」が、地域づくりの新たなテーマとしてクローズアップされています。
全国津々浦々で個性ある地方創生の創業戦略プランをもつことが求められていますが、そのアイデアや知恵には限界があります。また思いつきで一時は脚光を浴びたとしても、持続可能な取り組みにはつながらないことも少なくありません。
『集客』や『観光』には一定の成功の方程式(セオリー)があります。セオリー通りに取り組めば成功するかといえば、必ずしも巧くいくわけではなく、そこに地域の工夫を加える必要があるでしょう。しかしセオリーに則らない取組みは、一時の注目に留まり、次の取組みの展開へとつながりません。特に現在は、地方創生の戦略に向け、”地域の生き残りをかけた競合時代”にあります。全国すべての地域がライバルです。地域が変わるとしたら、「今しかない」のです。まさに、用意周到に地域としての『集客力』の極意をもち、”したたかで”かつ”しなやかな”思考を海図としてもって、地域づくりという航海に出航することが求められているのです。

テーマと今後の予定

第1回 人口停滞期におけるまちづくり~既存ストックを活用したまちづくり

第2回 人の気を惹くまちづくりの極意

第3回 地域に眠っているお宝を探し出すまちづくり

第4回 まちづくりは編集力~まちの”観せ方”と”魅せ方”

第5回 選択と集中によるまちづくり~この指とまれ方式による地域力の結集

第6回 地域力向上のシナリオをもつ~熊谷市観光まちづくりグランドデザイン(地域活力戦略プラン)の目指すものNEW